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銀婚式物語

新井素子先生のサイン会が終わり、脱力のまま三連休が終わりました。
ハイライトが初日に来てしまった……
だらだらとお休みを過ごすのは平常運転なれど、心はワクワクしてました。


まずは軽く読めそうな方からということで、サインをいただいた2冊のうち、「銀婚式物語」を読みました。
「銀婚式物語」は「結婚物語」、「新婚物語」に次ぐ三部作の三作目で、
(あとがきによるとこれから四部作、五部作……になるかもしれない!)
このシリーズは実は先生の小説の中で私の一番のお気に入りです。


陽子さんという作家と正彦さんというサラリーマンが大学を卒業してしばらくして結婚するまでのすったもんだと、
その後の新婚生活でのすったもんだが描かれています。
キャラクター設定や環境はまんま先生と旦那様なので、よくエッセイだと思われますが、あくまでフィクションだとあとがきでも強調してあります。


「すったもんだ」と言っても、浮気や深刻な家庭の事情等の事件が起こるわけではなく、
愛し合ってるカップルが、そう深刻ではない、面白おかしい事情が重なり、結婚を果たすまでに苦労するのを描いたのが「結婚物語」で、
夫婦になったやっぱり愛し合ってる二人が、東京の狭い住環境等に苦労しつつも、新しい家庭を築いていくのが「新婚物語」という感じですかね。


うーん、私の説明を聞いてもちっとも面白そうではないですが、陽子さんと正彦さんと一緒にあっけにとられたり、
くすっと笑ったり、結婚っていいなと心から思えるので、既婚の方にも未婚の方にも是非読んでいただきたいです。
(学生の頃から読んで、これほど結婚の良さを感じているにもかかわらず、未婚とはこれ如何に!?)


もちろん先生の本領はやはりSFだと思うし、ガツンと「衝撃を受ける度」では、SF作品には劣ります。
でも私は陽子さんと正彦さんカップルが大好きで、私を幸せな気持ちにしてくれるという点ではこのシリーズに勝るものはないのです。


と、前置きが長くなりましたが、愛読のシリーズの数十年の時を経た最新刊ということで、思い入れたっぷりの「銀婚式物語」です。


結婚時の正彦さん25歳、陽子さん24歳だったので、約50歳になった二人。
銀婚式の記念の食事の前に家事をする陽子さんが今までの結婚生活を振り返るという構成です。
なんと最初に「この本では何も事件は起こりません!」と宣言してしまうという異例っぷり。
なんとも新井素子の先生だな~という感じがします(笑)


25年間―丁度人生の半分―という長い時期にはいろんなことがありました。
楽しいことだけではなく、辛い出来事や避けられない別れもある。
でも、それを乗り越えてなお、変わらない二人に会えたのが私は本当に嬉しかったのです。
もちろん結婚した歳の倍の年齢になっている訳ですから、成長したり、深みが増していたりはするのですが、
私が二人にずっと変わってほしくないなと思っていた根っこの部分は変わっていなくて、
いつでも陽子さんと正彦さんのままなのです。


新井先生と旦那さんと実際お会いして、あまりにもエッセイから受ける印象そのままで幸せなご夫婦で、
その後読んだ「銀婚式物語」でも陽子さんと正彦さんがやっぱり幸せなご夫婦で、私はとっても幸せです。


そして、これからも大好きなこの二組のカップルがずっとずっと幸せでいてくれたら、私もやっぱりとっても幸せだと思うのです。







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  1. 2014/11/25(火) 22:28:03|
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  3. | コメント:0
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